
マカはED・勃起に効果ある?性欲との違いと研究結果
マカは性欲向上やED改善に本当に役立つのか。これまでの臨床試験やシステマティックレビューの研究データをもとに、性欲と勃起機能への影響の違いを客観的にわかりやすく解説します。
この記事のポイント
「マカ=精力」というイメージから、勃起を硬くしたいときにマカを試そうと考える人もいます。
ただ、性欲が高まることと、勃起の硬さや維持しやすさが変わることは同じではありません。
マカについては人を対象にしたランダム化比較試験がありますが、EDへの研究は多くありません。2025年に公表されたハーブ系サプリの系統レビューでも、マカについてはエビデンスがまだ不足していると整理されています。
軽度ED男性50人を対象にした試験がある
2009年の二重盲検ランダム化試験では、軽度EDの男性50人がマカ乾燥抽出物またはプラセボを12週間摂取しました。
勃起機能を評価するIIEF-5スコアは両群で改善しましたが、マカ群の改善幅はプラセボ群より大きく、平均1.6ポイント対0.5ポイントでした。
心理的・身体的な満足度を評価する一部の指標でもマカ群の方が改善しました。
ただし、参加者は50人です。軽度EDに限られ、12週間の小規模試験でした。
この一つの試験から「マカを飲めばEDが改善する」と広げることはできません。
2010年の系統レビューでも「データが少ない」
2010年の系統レビューでは、マカと性機能を調べたランダム化比較試験は4件しか見つかりませんでした。
男性の性欲、女性の性機能、健康なサイクリスト、軽度ED男性など、対象者も研究ごとに違っていました。
一部では性欲や性機能の改善がみられましたが、研究数、参加者数、研究の質が不足しているため、確かな結論を出すにはデータが足りないと評価されています。
マカがよく知られたサプリであることと、EDに対する臨床試験が多いことは別です。
2025年のレビューでもマカの根拠は不足
2025年に公表されたハーブ系サプリの系統レビューとメタ解析では、ED男性1,227人を含む14件のランダム化比較試験が検討されました。
ハーブ系サプリ全体では、勃起機能や性欲などに改善がみられました。
ただし、成分別に見ると、高麗人参やサフランなどでは改善を支持するデータがある一方、マカについてはエビデンスが不足していると整理されています。
「ハーブ全体で結果が良かった」ことを、そのまま「マカにも同じ効果がある」と読み替えることはできません。
性欲と勃起は分けて考える
性欲は「性的なことをしたい」という欲求の部分です。
勃起は、神経からの信号、血流、ホルモン、心理状態などが関わる身体反応です。
性欲が高くても勃起しにくいことはあります。反対に、勃起できても性欲が低いこともあります。
マカ研究では性欲を評価した試験と勃起機能を評価した試験が混ざっています。
「性欲が上がった」という研究結果を「勃起が硬くなる」と置き換えないようにします。
テストステロンを増やすサプリなの?
マカは「テストステロンを増やす」と宣伝されることもあります。
しかし、マカの性機能への作用がテストステロン上昇によるものだと確認されているわけではありません。
市販される「男性向け」「テストステロンサポート」といった商品の表示だけで、ホルモンが上がると判断することもできません。
テストステロンが低いかどうかは、症状だけではなく血液検査を含めて評価します。
勃起の問題とテストステロンの関係については、関連記事の「テストステロンが低いとEDになる?」で詳しく解説しています。
BananaUpではマカを推奨せず、摂取記録として扱う
BananaUpの supplement_maca は、マカを飲むことを勧めるRoutineではありません。
すでに本人が使用している場合に、「摂取した日」をConditionと並べて記録するSupplement Logです。
商品によってマカの原料、抽出方法、含有量、他の配合成分が違うため、BananaUpから一律の摂取量を指定しません。
数日調子が良かっただけで「マカが効いた」と表示することもしません。
勃起しにくい、維持しにくい状態が数週間続く場合は、マカの量やサプリの種類を増やす前に医療機関へ相談してください。
Male Condition Check で生活背景を客観的に見つめ直し、14日記録 ではサプリメントの摂取ログと日々のCondition推移を明確に分けて記録・比較できます。
参考資料
最近の自分で、満足してる?
いざという時のために、いつまでも男としての自信を保とう。
- 理想の自分に近づける
- 男としての上位を目指せる
- 自信につながる