
男性向け骨盤底筋トレーニングの基本と続け方
呼吸を止めずに骨盤底筋の正しい収縮感覚をつかみ、適切なインターバルを設けて安全に鍛えるための実践トレーニング手順をわかりやすく解説します。
この記事のポイント
動画を見ながら骨盤底筋を動かしていると、いつの間にか回数を足したくなる。次の日に下腹部が固くなり、何が良かったのか分からなくなることもあります。最初に決めるのは回数ではなく、息をしながら収縮し、力を抜くところまで行うことです。
骨盤底筋ベーシック


クイック収縮


骨盤底筋・長めキープ


収縮より先に動きを小さくする
骨盤底筋は、尿や便を保つ動きなどに関わる骨盤の底の筋肉です。練習では、尿道や肛門の周囲を内側へ軽く引き上げるようにします。腹部、臀部、太ももが硬くなるなら、全身で代わりに力んでいる可能性があります。鏡に映る大きな動きを作る運動ではありません。
UrologyHealthの資料は、短い保持や素早い収縮を休みと組み合わせる方法を示しています。研究で使われた手順は、その研究参加者の条件の中で調べられたものです。自分の痛みや排尿の状態を無視して同じ量を行う理由にはなりません。
まず一セットを短くする
椅子に座り、足の裏を床へ置きます。息を吐きながら骨盤底を一秒ほど軽く引き上げ、同じ時間かそれ以上かけて完全に放します。数回行ったら、次のセットをすぐ足さず、普通に呼吸できるか、腹部やお尻が固まっていないかを確認します。排尿中には行いません。
一週間の例として、月・水・金だけ短い練習を置き、間の日は休む形があります。これは全員に合う処方ではなく、動きを観察するための開始案です。翌日に痛み、つっぱり、排尿の違和感があれば中止し、量を増やす前に医療者へ相談します。
骨盤底筋ベーシックのやり方
仰向け、椅子に座る、立つ姿勢のうち、腹部やお尻に力が入りにくいものを選びます。息を止めず、骨盤底筋を軽く3秒締めたら、5秒かけて完全にゆるめます。締めるときも、尿や便を我慢するような強い力にしません。
この3秒収縮と5秒休息を10回で1セットとします。最初は1セットで終え、動作が乱れず翌日に違和感がなければ、別の日に2セット目を検討します。痛み、骨盤周辺のつっぱり、排尿の違和感、疲労が出る前に終了します。
クイック収縮のやり方
姿勢が安定する椅子座位または立位で始めます。骨盤底筋を軽く1秒締め、すぐに力を抜いて2秒休みます。この1秒収縮と2秒休息を、急がず10回繰り返します。
お腹、臀部、太ももまで一緒に固くなる場合は、力を弱めるかその日の練習を終えます。速さや回数を増やすことを目標にせず、毎回きちんと力を抜けたところで完了です。
骨盤底筋・長めキープのやり方
まず骨盤底筋ベーシックの3秒収縮・5秒休息を数回行い、力みなく動かせることを確認します。そのうえで、無理なく保てる強さで5〜8秒締め、同じ5〜8秒を休みます。
6回で1セットとし、1〜2分休んでから、余裕がある日だけ2セット目を行います。8秒まで保てない日は5秒より短くして構いません。収縮中に息を止める、痛みが出る、終わったあとも力が抜けない場合は中止し、短いベーシックへ戻します。ベーシック、クイック収縮、長めキープを同じ日に全部行う必要はありません。
回数ではなく質を残す
BananaUpでは、トレーニングの実施日や収縮させた秒数、反復回数、身体の違和感の有無をRoutineログとして詳細に記録可能です。開始最初の一週間は「呼吸を止めずにキープできた」「臀部に余計な力が入ってしまった」「終了後に骨盤周辺が軽くなった」といった、動作の正確さと身体感覚をメモしておきます。二週目以降も単に回数が増加したかどうかより、正しいフォームで落ち着いて反復できたかどうかに着目して確認することが重要です。
たとえば、10回できた日より、5回で力を抜けた日のほうが次の日に快適なことがあります。数字だけを追うと、筋肉を縮め続ける方向へ傾きます。収縮とリリースを一組として記録するのがコツです。
やりすぎを感じたら止まる
骨盤の痛み、下腹部のけいれん、排尿が出にくい感覚、射精時の痛み、新しい尿漏れが現れたら、練習を続けず受診を考えてください。手術やけがのあと、医療者から別の指示を受けている場合も、その指示を優先します。骨盤底筋を鍛えることが、すべてのコンディションの悩みを解決するわけではありません。
14日間のRoutineとして試す
短い練習を置く曜日と、休む日を決めたら、Routine Finder で pelvic_floor_basic を追加できます。実施日を BananaUpの14日記録 に残し、睡眠、ストレス、日々の状態も同じ日付で比べてください。自分の反応を見ながら、続けるか、休むか、相談するかを決めます。
参考資料
最近の自分で、満足してる?
いざという時のために、いつまでも男としての自信を保とう。
- 理想の自分に近づける
- 男としての上位を目指せる
- 自信につながる